こんにちはハンドメイドブロガーのキューです。
『あやとり紐の作り方は?素材、結び方は?昔遊びのすすめ』では、あやとり紐の作り方(編み方)を紹介します。
昔遊びといえば、あやとり、お手玉、コマ、けん玉などありますが、今日はあやとり紐の作り方を紹介します。
でも紐って何で作るの?毛糸?編むの?といざ子供に作ろうと思ってもどのくらいの長さで作るの?なんて思いませんか?
子供とのコミュニケーションや知育にも役立つ昔遊びのあやとり、作ってお子さんと一緒に遊んでみてはいかがでしょうか?
この記事を書いている2018年1月22日の東京は記録的な大雪です。
正月や、寒い時期には室内遊びにあやとりはおすすめですよ。
あやとりと色々な昔あそび

昔遊びといえば、小さい頃にあやとりや、お手玉、けん玉、コマなど一度はやったことがあると思います。
他にも、面子(メンコ)、ぶんぶんごま(ビュンビュンゴマ)、ビー玉、おはじき、ベーゴマ、缶ポックリ、羽子板、竹馬、竹トンボなど色々あります。
大人になった今でも、子供がやっているとついちょっとやらせて〜ってやりたくなってしまいますよね。
ついつい調子に乗って「もう一回だけ!」なんて言って子供に「ママもう返して〜」って言われちゃうことも^^;
昔あそびは小学校の生活科でも習う
うちの子の通っている小学校では、一年生の生活科の授業で昔遊びを習います。
生活科とは、小学校1年と2年の間は理科と社会の代わりに、平成4年から変更されました。また、3年生からは理科も社会もあり、総合(総合的な学びの時間)という教科です。
私が子供の頃にはなかった科目ですね、私も子供が小学生になってから初めて知りました。
子供が昔あそびをするメリット
では、なぜ小学校の生活科での昔遊びを習うのでしょうか?目的はなんでしょう?
文化の継承?
それだけではないようですよ。
- 昔の遊びをおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、または先輩などの名人から聞いたり、教わったりすることでコミュニケーションをする。
- 誰よりも上手になるんだ!という意欲が湧く。
- 出来た時のやったーという感動が味わえる。
子供は集中力があるので、あっという間に上手になります。
夢中になるってすごいですね。
また、上手になって来年は新しく入ってきた1年生に教えてあげることもあるそうです。
自己肯定感も生まれますね。
あやとり紐は買えるけど作った方が良い理由

あやとり紐は100均にも売っていますが、編んでないただの紐なので、手に馴染みにくく使いづらいんです。
なので100均では毛糸を買って手作りで編みましょう。
そうすれば100円で何個も出来ます。
今回紹介する編み方はかぎ針で毛糸を鎖編みにする方法です。
この鎖編みで編む、あやとり紐の場合は伸縮性があり、手に馴染んで絡みにくく、滑りが良いのでとても使いやすいのです。
では、どのように編んで作るのかを説明していきます。
あやとり紐の作り方(編み方)

先ほども申し上げましたが、あやとり紐は毛糸をかぎ針で編んで作ります。
とっても簡単なので、練習すれば小学生でも出来ます。
[制作時間は慣れてる人で10分くらい/材料費はおよそ100円以下]
材料
- 毛糸(並太)6メートルくらい
- かぎ針 (5/0号)
- ※毛糸はあればウールの方が滑りが良いですが、なければアクリルで充分です。
作り方
かぎ針で編む鎖編みの仕方をご存知でしょうか?

小学校の頃にやったことあるけど、、、忘れちゃったな。
という方は楽天市場の毛糸ピエロさんの動画が参考になります。
鎖編みで編んでいくと慣れると10分くらいでも出来上がってしまいます。
あやとりの(仕上がり)長さは?
編み方上がった時の長さが、小学校1年生くらいだと140cmくらい。
あまり長すぎるとあやとりがしづらいので、基本の持ち方(親指と小指に通して広げる)をした時に、軽く脇を締めて手を広げたくらいの長さにします。
長さの目安は?
小さな子供用 : 140~160cm
大人用: 180cm
体格差がありますので結ぶ前に調節してください。
編み上がったら端の処理、結び方
編み上がりましたら、毛糸の先を10cmくらい残してハサミで切ります。

その端を最後の輪の中に引き抜きます。

最後に端と端を結ぶのですが、あやとりの場合途中にひっかりがあるとやりづらいので、なるべく平らになるように結ぶ必要があります。
あやとり紐は出来るだけ、引っかかりが出ないように固結びにします。
固結びの方法
わかりやすいように赤と白の毛糸で説明します。
1、まずは毛糸をクロスします。

2、次に白い毛糸を赤の下にくぐらせます。


3、その次に赤を手前にしてクロスさせます。
4、最後に赤を白にくぐらせて

5、キュッと引っ張れば、固結びの出来上がりです。

あやとりの紐の場合は、なるべく網目と網目のつなぎ目が開かないように結びます。

さて、結んだけどまだ端の毛糸が出ていますよね。
毛糸の端の処理
かぎ針の出来れば細い方で編んである輪の中に何度か入れ込みます。

3~4cmくらい編み込んだら切ります。

☆完成☆
この方法が、あやとり紐の結び目が引っ張っても取れず、あたりがあまりないのでスルスルとあやとり遊びが出来ますのでオススメです。
あやとりの遊び方
お餅ぺったんというあやとりが、二人で交互に動かしてとても楽しいようで、うちの子達はハマってました。
YouTubeでも検索すれば出てきますが、本を一冊購入して子供とあーでもないこーでもないとやるのも楽しいですね。
おしまいに
あやとりは、2、3才くらいの小さいなお子さんから、お年寄りまでどんな人でも気軽で楽しい遊びです。
しかも手先を使うので脳の発達にも効果があると言われてます。
お家にある毛糸で気軽に作れるので子供達と一緒に作ってみてはいかがでしょうか?
他にも昔遊びのお手玉やぶんぶんごまの作り方もありますので、あわせてご覧ください。


