こんにちはキューです。
皆様、今日はちょっとしたハンドメイドのコツをご紹介していこうと思います。
あなたは布をまっすぐ正確に切れますか?
お洋服やバッグならそれほど気にしなくても大丈夫なんですけど、ハンカチなど出来上がりが正方形にきちんとならないと、気持ちが悪いものってありますよね。
きちんと真っ直ぐ直角に切りたいと思いませんか?
そんな布をまっすぐに線を引き、裁断する方法をご紹介します。
布をまっすぐに切りたい時っていつ?
ハンカチやランチョンマットなど四角が命!というものを作る時ですよね。
正方形や長方形の直角や辺の長さがきちんとしていないと、洗濯をしてアイロンをかけるたびに、畳んだ時に角が合わずにずれてしまうとイライラしますよね。
え?そんなことでイライラしないですか?(^-^;)私だけ?
もちろん、四角いものでなくても、性格上きちんとまっすぐ出ないと嫌だ!という方はお洋服を裁断する時にもこの技を使ってください。
まっすぐに切る方法は簡単です、まずはその前にハンカチやランチョンマットを作るのに使う布の種類をご紹介したいと思います。
ハンカチやランチョンマットに使う布の種類
布はいろんな種類があり織り方や、厚みや素材によって名前が変わってきます。
そんな中どのような生地の種類がハンカチやランチョンマットに合うのでしょうか?
布種類
ハンカチやランチョンマットに使う代表的な布は
ローン、ブロード、シーチング、オックスフォード、ツイル、ダンガリーなどがあります。
ローンが一番薄いですので上質な素材で、周りを手でかがって仕上げるハンカチなどに使います。
またミシンで三つ折りにして作るハンカチでしたらブロードがオススメです。
シーチングは安くて色々な柄がありますので、給食の巾着袋やお弁当の袋を作るのにオススメです。
ツイルとオックスフォード生地は厚みが似てます。どちらもしっかりとした生地ですので、ランチョンマットを作ると、洗濯してもあまりシワにならないので私は好きです。
ダンガリーはいわゆるダンガリーシャツの生地です。こちらもデニムでは厚いけどデニムの風合いが欲しい時に使ったりします。
そしてこれらの布の織り方には平織りや綾織の布があります。
布の織り方 平織と綾織
平織り(ひらおり)とは
平織りとはタテ糸とヨコ糸を一本づつ交互に織ってある布で一番基本的な織り方の布
ローン、ブロード、シーチング、オックスフォードなど
綾織(あやおり)とは
斜文織(しゃもんおり)とも呼ばれ、英語ではツイル(twill)といいます。
タテ糸が2本(3本)のヨコ糸の上を通った後に1本のヨコ糸の下を通って織られたもので斜めに入る線が特徴です。
ツイル、ダンガリー、デニムなど
この平織も綾織もどちらもヨコ糸とタテ糸を組み合わせて作られておるのものです、今回の「布をまっすぐ正確に切る方法」ではこれらの構造を使って切っていきます。
それでは説明していきますね。
布をまっすぐ正確に切る方法
まずは用意するものは
裁ちバサミ
定規
アイロン
そして上で説明した、縦糸と横糸で織ってある布です。
不織布やラミネート加工などの布では出来ません。
お待たせしましたそれでは!
布をまっすぐ正確に切る方法
何かを作る前に、水通しをして、乾かしてから、布の目に沿って丁寧にアイロンをかけます。
布の端っこを少しだけ切ります。すると縦糸と横糸で出来ているのがわかりますね。
この縦糸を一本指でそっと引き抜きます。
少しずつギャザーがよりますので糸を切らないようにそーっと手繰り寄せてください。
もし切れてしまったらもう一本隣の糸で挑戦してみてください。
引き抜くことに成功しましたら、糸が抜けたところだけ、布の端まで一本の線が現れます。
そこをよく切れる裁ちばさみで切っていきます。
次に横糸も同じように抜いて、切っていきます。
ものさしまたは定規を使って、切りたいサイズに測ってくださいね。
いかがでしょうか?綺麗な正方形、または長方形になりましたでしょうか?
まとめ
これさえできれば、綺麗に角が90度になった、ハンカチやランチョンマットが出来ますので、ぜひこの技を使って素敵な作品を作ってくださいね。
ただ、この方法は布の種類によっては、引っ張るとすぐに糸が切れてしまってなかなか難しいこともありますのでご了承ください。
今回切った正方形の布は次回のハンカチの布ですので、こちらもどうぞ楽しみにしてください。
ハンカチのオススメ記事とランチョンマットの作り方の記事もどうぞよろしくお願いします。
see you!