こんにちはハンドメイドブロガーのキューです。
本日は、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)を入れて小学校に持っていく専用バッグの作り方をご紹介いたします。
詳しい画像付きで、丁寧に説明いたしますので簡単に出来上がりますよ。
私は子供の頃から鍵盤ハーモニカのことをピアニカと読んでいたので、この記事ではあえて、馴染みのあるピアニカって呼んでま〜す。
目次
ピアニカのバッグって必要なの?
ピアニカバッグですが、うちの子の通う小学校では特に絶対に必要とは言われませんでしたので、
持っている子もいれば、持っていない子もいます。
ピアニカはそれほど頻繁に持ち帰ったりしないのと、絶対に使用してくださいと言われているわけではないので、入学準備用品としては最後の方になりますね。
小4の長女に聞いたところ、
「 あったら持ちやすいけど、なくてもまぁなんとかなる」と言う答えでした。
小1の次女は
「お友達も持ってるから私も欲しい」と言ってました。
しかも、
「蓋が付いているタイプのやつがいいな〜」
って言ってます。
きっとお友達が持っているんでしょうね。
男の子だったら「どっちでもいい」って言いそうですね。
音楽の授業のたびにバッグに入れるのも面倒だろうなって思ったりもしますが、
物を大事にすると言う意味でもあった方が良いですね。
しかも 登下校の持ち運びは楽!
追記:6年生になりましたが、まだピアニカ使うんですね。
リコーダーも両方とも持っていきます。
そして、やはり専用のバッグがあると色々持たなくてはいけない教室移動も楽なようです。
なんと、我が子の小学校では、音楽室や体育館に移動するときには防災頭巾も持っていくそうです。
余談ですが、ピアニカについて少しお話します。
ピアニカはYAMAHAの登録商標
ピアニカの正式名称は鍵盤ハーモニカです。
YAMAHA以外のメーカーでは鈴木製作所のメロディオンや、
Kyoritsu Corporationのメロディーピアノなど
意外といろんな会社から発売されてます。
お値段はYAMAHAやスズキは5000円代
他の安いものだと2900円くらいから
学校で購入する場合はYAMAHAが多いようです。
学校で購入すると、通常価格よりも少し安くなることもありますので、各学校でお聞きになられてからの方がいいですよ。
YAMAHAピアニカ30年ぶりのモデルチェンジ
2014年10月にモデルチェンジ、なんと30年ぶりのデザイン変更。
新型ピアニカ P-32E(水色) P-32EP(ピンク)
サイズ:
本体 長さ425×幅96×高さ49mm
ケース 長さ456×幅173×高さ58mm
重量:600g(ケース含まず)
※この幅と高さはピアニカケースを横置きにして蓋を閉じた状態の寸法です。
本体は旧タイプとあまり変わらないのですが、
ケースの色が淡くなり、ホースの仕様が少しだけ変わり、
重さが50g軽くなって、持ち手の形が変りました。
旧タイプは廃盤の為、ケースのみまだ在庫があるお店もあるようです。
YAMAHAピアニカ新モデルは、
水色とピンクのケースがパステルカラーでかわいいですね。
ケースが薄い色なので水色とピンクのどちらも女の子に人気です。
本体はパステルカラーではなく、少し濃いめの水色です。
それでは、ピアニカバッグの仕様と作り方を紹介していきますね。
ピアニカバッグの仕様
メーカーや型番によって多少サイズが違いますので、
念の為、お子様がお使いになる鍵盤ハーモニカのサイズを一度ご確認されてから
作るようにしてください。
出来上がりのサイズ
YAMAHAピアニカ 型番P-32にちょうど良いサイズで仕上げました。
キルティングの厚みなどもありますので、仕上がりのサイズは
平置きで
横 52cmくらい
縦(持ち手を含まない)25cmくらい
素材、生地
表地はキルティングで、裏地はブロードです。
特にこの布出なければダメってことはないのでお好みの生地でOK!
ただ、ピアニカを衝撃から守りたいのでキルティングがベストかな。
オックスやデニムでもいいと思いますよ。
蓋(フタ)について
蓋はあってもなくても良いと思いますが、
次女が蓋つきが良いと言ってたのでつけることにしました。
マジックテープ(面ファスナー)仕様。
持ち手について
市販の アクリルカラーテープを使いましたが、
キルティングではなくオックスフォード生地で作る場合などは、
共布で作られても良いと思います。
少し手間がかかるのでアクリルカラーテープの方が楽ですね。
材料
- キルティング生地 57×55cm 1枚
- キルティング生地 8×12cm 1枚
- ブロード生地 57×55cm 1枚
- ブロード生地 8×12cm 1枚
- アクリルカラーテープ 35cm 2本
- 面ファスナー(マジックテープ)幅2.5cmを4cm
ピアニカバッグの作り方
1、布を裁断します。
本体
(表布キルティング生地) 57×55cm 1枚 ※袋口側が57cmの辺です。
(裏布ブロード生地) 57×55cm 1枚 ※袋口側が57cmの辺です。
蓋(フタ)
(蓋表布キルティング生地) 8×12cm 1枚
(蓋裏布ブロード生地) 8×12cm 1枚
2、まずは蓋の部分を作ります。
蓋の部分の型紙をコピー用紙などで作ります。
下の画像参照
蓋となるキルティングとブロード(8×12cmサイズ)の片側を丸く角を落としてください。
3、蓋のブロード生地に面ファスナーの硬い方(オス)を付けます。
面ファスナーの角も軽くハサミで切っておくのが痛くないのでおすすめ。
位置は下の画像を参照してください。
4、蓋を中表に合わせて、本体に取り付ける辺以外を縫います。
面ファスナーとキルティングの柄は中側になりますよ。
縫い代は5mmで縫います。
5、蓋を表に返し、押さえミシン(ステッチ)をかけます。
6、次は本体を縫っていきます。
キルティング生地の持ち手をミシンで軽くしつけしておきます。
取り付ける場所は真ん中を10cm開けたところです。
向きを間違えないように気をつけて。
反対側も同様に付けます。
7、面ファスナーの柔らかい方(メス)を中央に、
端から4cmのところにミシンで縫い付けます。
8、表地と裏地を中表に合わせます。
まずは面ファスナーを本体に付けた方から縫います。
キルティングの表面を上にして、裏地のブロードを中表に重ねて、
マチ針かクリップでとめます。
端から3cmのところにチャコペンで線を引き、ミシンで縫います。
9、反対側には蓋を内側に挟んでから縫います。
裏表など間違えないように画像を参照してください。
これで表地と裏地が付きました。
10、次に脇を縫います。
一度開いて、キルティングとブロードをそれぞれ半分に折ります。
キルティングは端は折らずに、ブロードはキルティングの下で倒してあります。
袋口の部分がきちんと合わさるように注意します。
マチ針かクリップでとめておきます。
11、裏地の一部に返し口を開けておきます。
下から6cmの開ける幅は11cm。
12、縫い代1cmで返し口以外の脇を縫います。
13、底の部分にマチを作ります。
三角折りマチです。
そこの角を三角に潰します。角から3cmくらいのところを6cmの幅に縫います。
表地両側、裏地両側共に同じマチを作ります。
14、余分な部分はハサミで切り落とします。
15、返し口から表に引き出して、返します。
16、返し口をアイロンで整えて、端から2mmくらいのところをミシンで縫います。
17、裏地を中にしまって、アイロンで整えます。
18、裏地側を上にしてマチ針でとめて(端から5mmくらい)押さえミシンをかけます。
この縫い目は目立つので丁寧に慎重にかけます。
出来上がり〜〜〜♪
まとめ
登下校で両手にたくさんの荷物を持っている小学生を見かけます。
転んだときになるべく危なくないように、荷物は持ちやすい方がいいですね。
なので、ピアニカバッグをおすすめいたします。
他にも小学生、幼稚園、保育園児のママのハンドメイドの役に立つ記事を書いてますので、ぜひご覧ください。


Thank you!