こんにちはキューです。
小学生のお子さんに毎日ハンカチやティッシュを持たせますよね?
でもポケットがない服の時はどうしてますか?
そう、最近は移動ポケットと呼ばれる、スカートやズボンのウエスト部分に付けるポケットがありますね。もう定番でしょうか?
ポケットバッグとも言うそうです。
今日は、この移動ポケットを、小学校の高学年のお姉さんお兄さんにも持たせやすい、少し大人っぽいデザインで作ってみました。
デニム生地と赤いバンダナの組み合わせと、くるみボタンがポイントです。
この移動ポケットはティッシュ入れは付いてなく、シンプルにポケットだけのデザインです。
それでは、作り方を詳しく説明していきますね。
移動ポケットで使用する生地について
今回、私が使用した生地は、少しストレッチのかかった薄手のデニム生地です。
このデニム生地に似たものは、手芸洋品店以外でもダイソーなどの100均でも売ってます。
デニム生地が縫えないミシンの場合は?
薄手のデニム生地と言っても、普通の生地よりは厚手ですので、ミシンによっては縫えないかもしれません、デニム生地で作りたい場合は一度試し縫いをしてください。
ミシンの選び方はこちらの記事を参考にしてください。
家庭用ミシンでも出来る、移動ポケットにおすすめの生地
当ブログでよくご紹介させていただく、オックスフォード生地(オックス)がおすすめです。
ブロード生地よりも厚手で張りがあるので、接着芯をつけなくてもしっかりと出来上がります。
よりしっかりと作りたい場合は、お好みで接着芯をつけるといいですね。
それでは材料が決まりましたら、作り方を紹介していきます。
デニム&バンダナ マチ付き移動ポケットの作り方
用意する材料と作り方を順番に説明します。
仕上がりサイズは横14cm 縦11cm(マチは含まない)
材料
- 薄手のデニム生地 あまり厚い生地だと作りづらいです。 43.5×16cm
- バンダナ生地 100均のバンダナでもOK! 40×16cm
- 接着芯 4cm×3cm
- 糸 普通地用で大丈夫です。
- 面ファスナー (マジックテープ) 2.5×2cm
- 移動ポケット用クリップ (100均または手芸洋品店で購入)
ポケットバッグ用クリップ 単品(レシピなし)] 移動ポケット tkk kawag… |
- くるみボタンキット 27mm (100均または手芸洋品店で購入)これはお好みでつけて下さい。
- 包みボタン用のバンダナ布 6cm×6cm
- 包みボタン用の接着芯 6cm×6cm
包みボタンキット-27mm 打ち具付KBK-27【DM便OK】 |
マチ付き移動ポケットの作り方
1、裁断をしていきます。
1cmの縫い代を含みます。
- 蓋 デニム 15×14cm
- バンダナ 15×14cm 画像を参照して角を丸くして下さい。
- 本体 デニム 16×26cm
- バンダナ 16×26cm
- 紐 16×3.5cm
まずは蓋の部分を作っていきましょう。
2、蓋の部分のバンダナ生地の裏側に接着芯を貼ります。
付ける位置は画像を参照して下さい。
3、蓋部分の表側には面ファスナーの硬い方(オス)を付けます。付ける位置は、画像を参照して下さい。
面ファスナーの角が手に当たると痛いので、丸く角を落とすといいですよ。
4、中表にしてデニムとバンダナ生地を重ねてコの字に縫います。
角の丸いところが両側同じ形になるように気をつけて縫って下さい。縫い代は1cmです。
5、アイロンで縫い代を倒してから表に返しますが、角の布が邪魔なようでしたら少し切って下さい。特にデニムのような厚手の生地の場合は5mmくらいに切った方がいいです。
6、表に返した蓋にアイロンをかけてから、ステッチ(押さえミシン)をかけます。
7、次に移動ポケット用クリップを付けるための、紐を作ります。
16×3.5cmのデニム地を四つ折りにして、クリップなどで挟んでおき、ミシンで縫います。
8、デニム本体の部分に紐を付けます。
付ける場所は下の画像を参照して下さい。
端から4cmのところはしっかりと返し縫いをして縫い付けて下さい。
9、面ファスナーの柔らかい方も本体デニムに付けます。上の画像を参照して下さい。
10、本体のデニムとバンダナ生地を中表にして合わせます。
間に蓋を挟みます。蓋の挟む場所と、向き、表裏に気をつけて下さい。
これも画像を参照して下さい。
11、10で合わせた本体の上と下を縫います。縫い代は1cmです。
12、広げて輪のようにして、バンダナを二つ折り、デニムを二つ折りにします。
13、返し口を7cm開けて、脇を縫います。
蓋の部分を縫い込まないように気をつけて下さい。
返し口の手前はしっかりと返し縫いをして下さい。
14、三角マチを作ります。マチの幅は3.5cmにします。
裏布(バンダナ)も表布(デニム)両方とも作って下さい。
デニム生地は厚いので、余分な部分は切り落とします。
15、返し口から、表に返し、返し口を縫います。
16、内袋になるバンダナ生地を本体にしまい込み、アイロンで袋口を整えます。
17、袋口を一周ぐるりと、押さえミシン(ステッチ)をかけます。
18、移動ポケット用クリップを付けたら出来上がりです。
包みボタンをお好みで付けて下さい。
完成
包みボタンの作り方
包みボタンはくるみボタン、つつみボタン、カバードボタンとも呼ばれます。
アルミまたはプラスチック製の土台に布を被せて作るもので、元々はコートなどのお洋服の布に合わせてボタンを作ったものですが、最近はこの包みボタンを子供用のヘアゴムにしたり、飾りにしたり色々と楽しんでいる方が多いようです。
この包みボタンを今回私も、移動ポケットのアクセントにしてみました。
作り方は簡単です。
1、まずはバンダナ生地は薄いので接着芯を貼ります。
2、包みボタンの大きさによりますが、キットを購入すると型紙になる紙が付いています。
型紙通りの大きさにカットします。
3、台座に円形に切った布を裏にして中央にボタンをのせ指で押し込みます。
4、はみ出した布を真ん中に寄せてボタン足をのせます。
5、打ち棒をのせて、強く押し込みます。力が出ないときはミシン糸(糸巻き)などで押し込みます。
台座から外したら包みボタンの出来上がりです。
先ほどの移動ポケットに縫い付けます。
完成
おしまいに
高学年の子が持ちやすいようなデザインにしてみました。
少し大きめに出来てますので、ハンカチやポケットティッシュなども入れやすくとても使いやすいです。
同じ生地のランドセルに付けられる鍵ホルダー(キーケース)の作り方もあわせてご覧ください。