こんにちはキューです。
首元に付けるだけで
シンプルなお洋服をおしゃれで可愛くアレンジ
出来て
首元が暖かい
ので冬にはもってこいのアイテム
ファーティペット(つけ襟)の作り方を型紙付きでわかりやすくご紹介
します。
びっくりするくらい簡単に出来るので生地や柄を変えて何個も作れば、ユニクロやGUで買った無地のセーターでもオリジナルに変身しちゃいますのでオススメです!
ティペットとマフラーの違い
首元を温めたり飾ったりする物は、マフラーやストールなどもありますが、ティペットとは何が違うのでしょうか?
ティペット(tippet)とは
ヨーロッパにて14世紀頃より王様や聖職者が肩にかけるストール(肩掛け)をtippetと言いました。
それが近世、発展して女性が襟元を飾るファッションアイテムになり、毛皮やベルベッド、レースなどで出来た付け襟タイプのネックウェアになりました。
身体や首元を温めるのが目的なマフラーとは違い、
ティペットは装飾品としてのファッションアイテムです。
子供用ファーティペットの作り方

サイズは、色々なお洋服に合わせやすいように少し小ぶりにしました。
ホックにすることで本当の襟のようになります。
リボンを結べないお子様にもホックなら簡単。
まずは型紙から説明していきます。
ファーティペットの型紙
小学生低学年のお子さんの首回りのサイズになってますので、年齢や体格に合わせて縮小、拡大して型紙をお使いください。
型紙のプリント
型紙はPDFファイルになってます。以下のページからプリントして下さい。
A4用紙に枠なしでプリントします。
ご家庭にプリンターがない場合はコンビニなどでスマホから印刷出来ます。
プリントできましたら、目安になる長さが書いてありますので、定規で測ってみてください。もしサイズが違うようでしたら、プリンターの設定の%を変えて印刷してください。
印刷する型紙は左片側だけですので、左右分プリントして、テープなどで付けて下さい。
輪にして布を切るとずれてしまいますのでご注意下さい。
それではファーティペットの作り方を説明していきますね。
本当に簡単なので、1時間もかからないで仕上がりますよ。
ただファーは(ボア)毛が飛び散るので、私はマスクを付けて掃除機とコロコロ、空気清浄機が必須かも(苦笑)
ファーティペットの材料
- ファー生地 (お好みですが、今回使ったのはカールマイヤーボアというものです。)
- スプリングホック
作り方
1、型紙PDFをプリントします。

2、型紙の左右中心を合わせてテープなどで留めます。
3、生地の裏面に型紙を置きマチ針で仮止めして、縫い代分を1cm大きく取り裁断します。
裁断のポイントは裏側からハサミの先を使ってでなるべく毛を切らずに地の布だけを切るようにします。

4、もう一枚同じものを裁断します。

5、ファーを中にして(中表)マチ針で留めます。

6、首の後ろの辺りに返し口を5cmくらい開けて、一周ぐるりと縫います。
このときミシンの縫い目の設定を普通より少し大きめにして下さい。

7、返し口より表に返します。
8、整えたら、返し口を手縫いでかがります。


9、最後にスプリングホックを付けたら完成です。ホックは取れにくい様に少しだけ手で潰して下さい。

お風呂上がりの娘(小1身長120ないくらい)に付けてみました。パジャマですみません、、、サイズ的にはこんな感じです。
リボンを結んで留めるデザインの場合の作り方
紐を付けてリボン結びにしても可愛いですね。その場合は6の工程の中表にして縫うときに内側だけ返し口を開けてまず縫ってリボンを挟んだら残りを縫います。
おしまいに
いかがだったでしょうか?ファーは面倒だという方は今年流行りのベロア生地で作っても可愛いですね。
大人の方もこのまま型紙を大きくすれば使えます。
シンプルなタートルネックのセーターにこの付け襟を付けたら可愛いですよね〜
簡単なのでバザーにもオススメです。
ぜひ作ってみて下さいね。
