こんにちはキューです。
私が使っているミシンは自動糸通しが付いていないロックミシンなので糸のかけ方がちょっとややこしいです。
なので結論から言うと自動糸通しが付いてないロックミシンは大変です。
慣れてしまえばなんとかなりますが、それにしても糸調節がうまくいかなかったり、かけ方が悪いと糸が切れてしまったりと注意しなければならないポイントがいくつもありますので、特に初心者むけに解説できたらと思います。
そしてロックミシンの購入検討の参考になればと思います。
ロックミシンを検討中の方へ、ロックミシンは何を選ぶ?
まだ購入検討中でロックミシンを選んでる段階の方は自動糸通しが付いているものと付いていないもので悩んでいると思います。
そして、予算的に自動糸通しが付いていない機種にすることに。そうそうあるある〜
私もどうしても予算的に買えなかったのでその中でも仕上がりが良さそうな機種を買いました。今の所私の用途的には後悔はありません。
ミシンは高いですもんね。でも高いには高いなりの理由があるんです。
ロックミシンの選び方
ついつい予算ばかりで選んでしまいますが、仕上がりと取り扱いやすさには格段に差があります。それを踏まえて検討します。
検討するものは2本針4本糸のロックミシンです。
何種類か大まかにメーカーとシリーズで分けてみます。
自動糸通し機能付き
- ベビーロック 糸取物語(いととりものがたり)
- ベビーロック 衣縫人(いほうじん) こどもた〜ちが〜空に向かい〜♪
- JUKI シュルル MO-1000M
メリット
糸通しが自動でできるので楽
縫いあがった時の仕上がりが良い
糸が切れるなどのトラブルが少ない
自動糸調節機能があるものはさらに便利
デメリット
7万以上する
自動糸通し機能は付いていない機種
- JUKI MO114D
- ブラザー ロックミシンかがりIV
- シンガー プロフェッショナルS400
- 株式会社JUKI (ベビーロック)アーチザン630 生産終了品
メリット
5万以下で買える、安いものだと3万以下で買える
デメリット
糸通しに時間がかかるので、糸の色を変えるのが億劫
糸のヨリを整えるエクステンションが付いていないので絡まったり糸が切れる原因になる
順番通りに糸通しをしないとダメ
針に糸を通すのが大変
ミシン屋さんの絶対にオススメロックミシンは
何軒かのミシン屋さんに聞いてみました。
どのミシン屋さんもロックミシンの達人がいます。その達人たちが一押しだったミシンはズバリ!
ベビーロックの糸取物語と衣縫人でした。
仕上がりが断然違うんですって!
そしてストレスフリーで舞台衣装も縫われる販売員さんが15年も愛用してて大正解だったのが衣縫人だそうです。
この二つは日本製で山形の鈴木製作所というところで作れているそうです。中国製のミシンが多い中、国産のミシンは作りがしっかりとしてるそうで、壊れにくいそうです。そしてさらに糸取物語はオート糸調子がついているのでさらにトラブルが少なく簡単だそうです。
楽天市場のミシン一番さんではメーカーの意向により価格を下げた値段で販売表示できないそうですが、購入時に相談すると大幅に安くしてくれます。電話での相談も親切丁寧ですのでオススメです。糸取物語は高いけど、衣縫人の上位機種を買うなら糸取物語の安い機種も同じくらいの値段なので糸取物語のほうがオススメだそうです。本当にそこまで下がるのでしょうか?購入検討される方は絶対に聞いてみたほうがいいですね。
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自動糸かけではないロックミシンの糸をかける手順とポイント
私が持っているミシンはすでに生産終了品のアーチザン630ですので他の機種の方は多少糸かけ方法が違いますので説明書を参照してください。
このロックミシンを買った当初から説明書だけではなんだかよくわからないことがありました、他の機種を使われている方でもポイントとしては同じですので参考になればと思います。
babylock 2本針4本糸 Artisan アーチザン630
もう生産終了だそうですので残りはわずか?(2017年10月20日現在)
2本針4本糸 Artisan アーチザン630の糸のかけ方
説明書も参照してください。ちょっと埃だらけですみません。
ロックミシンは切りながら縫うので、ものすごく埃が付きます。。。
- ミシンの手前右側にある蓋を開けます。開け方は右にあるつまみを持ち、右にスライドさせながら手前に倒すと開きます。
- まずは上ルーパーから糸をかけていきます。この糸をかける順番が大事です。上ルーパーは左向きに尖っている方です。
- 次に下ルーパーをかけます。下ルーパーは右向きに尖っている方です。途中でレバーを引いて中の方にかけるところがありますが、蓋のところに書いてある通りにすれば問題なくかけられます。
- ルーパーに糸を通すときはピンセットなどで通すとやりやすいです。
- ルーパーから出たい糸は押さえ金具の下に入れて後ろへだします。これが地味に大変です。
- 右針に糸をかけます。
- 左針に糸をかけます。この順番も大事です。
- 糸をまとめて押さえの下から後ろに出します。
- 手前の蓋を閉じます。
- 4本の糸をまとめて持ちフットペダルを踏みます。
- うまく糸かけができているとチェーン状に出てきます。
- 試し縫いをしてみます。このように縫い目が整っていれば成功です。
もし縫い目が下画像の右から1、2のようでしたら失敗です。画像は大きくなりますので参照してください。
失敗したらもう一度根気強く糸をかけ直してください。
注意するポイント
- 糸をかける順番(それぞれの機種の取り扱い説明書を参照してください)
- 糸調節のダイアルは基本は4で揃える、子供がいたづらしてダイアルを動かしていたことがありました。これだと縫い目がおかしくなります。
- 針から出た後の糸は押さえの下に出ているか?
- 糸がどこかで引っかかっていないか?
- 使っているうちに針が曲がったりすることもあるので、その辺も気をつける
- 糸を吊るすような糸かけと呼ばれるTのかたちの竿?をうっかり伸ばさないで使ってしまうことがあります。糸が切れて気づいたりします。
まとめ
自動糸かけ機能が付いているものが買えるなら一番いいのですが、みんながみんなプロではないので、なかなかそこまで予算がまわりませんよね。
なので実際の販売台数が多いのはJUKIのMO114Dのようです。
自動糸かけ機能はとっても便利ですし、上位機種ですので仕上がりにも違いが出てきますので、私もそのうちもっともっとベテランになったら買いたいなと思います。
今の所、私はこの機種で不満はありません。
手動は機械の中身が見えて仕組みがわかるところが楽しいですね。
それにこのくらいの手間を面倒なようですと、洋裁はもっともっと手間ですので根気が続きませんよね。
楽しくミシン生活ができますように〜♪
ハンドメイド好きさんと繋がりたい、キューのブログをみてくれてありがとうございます。
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