こんにちはハンドメイドブロガーのキューです。
お子さんへ初めてハサミや包丁などを使わせるときはドキドキしますよね?
怪我しちゃうんじゃないかとか、振りまわしてお友達に怪我させちゃうんじゃないか?
でも、いつかは通らなければならない道、パパママも覚悟してゆっくり丁寧に教えてあげましょう。
ハサミ、ナイフフォーク、包丁、カッター、アウトドアナイフは何歳から使わせていいのか?
目安、教え方や初めてにおすすめの幼児用ハサミや包丁、親子で使えるサバイバルナイフなども合わせてご紹介します。
ハサミは何才から使わせる?使えるようになる?
子供が初めて扱う刃物はハサミですね。
自分はいつの間にか覚えていたような気もしますが、いざ子供にやらせてあげようと思うと「怪我したらどうしよう?」と不安になりますね。
でも、親も勇気を持って
子供に刃物の扱い方、怖さ、安全な使い方を教えてあげましょう!
最初が肝心ですよ。
では、子供が何歳くらいになったらハサミの使い方を教えてあげてもいいのでしょうか?
だいたい子供によりますが、2才くらいになると大人が使っているハサミに興味を示します。
子供によってはまだ興味がなかったりします、
すると、きちんと椅子に座ってハサミを使うことが出来ないので、無理にさせることはありません。
むしろまだ早いです。
興味が出てきて、きちんとお座りして作業が出来るようになってからにしましょう。
大人が折り紙などを切ってるところを見せたりして、
ママ「使ってみたい?」
子供「うん」
という会話ができたらそろそろの合図です。
ハサミは2才をすぎた頃に興味が出てきたら、徐々に使わせてあげましょう。
初めてのハサミは金属?プラスチック?
最初は動かし方を学ぶためにはプラスチックで出来た安全なハサミでもいいのですが、
出来れば、ハサミは危ないものだということを教えるためにも、最初から子供用の金属製のハサミを使わせてあげましょう。
先がプラスチックのカバーでガードされている、幼児用がおすすめです。
ハサミは出しっぱなしにしては危ないので、使い終わったらきちんと片付けるところまで教えてあげましょうね。
初めてのハサミの練習方法
初めは2cm幅くらいの細長い短冊型の紙をちょきちょきと切らせてあげましょう。
たった5分くらいでもパパママは疲労困ぱいすると思いますが^^;頑張りましょう。
夢中になるので、「まだやるー」といつまでも言いそうなので、次の遊びを用意しておきましょう。
次の遊びは、切った紙をのりで画用紙に貼り付けていきます。
のりは昔ながらの容器に入った糊(のり)を使います。
指先にべたっと着けて、紙に貼り付けます。
水糊(みずのり)やスティックのりではなく、澱粉糊(でんぷんのり)がいいです!
でんぷん糊を使う感覚は指先の知育になります。
幼稚園になってから初めて使う子はこの作業が苦手な子もいるそうです。
ハサミの教え方のこつ
- きちんと机に向かって座る
- ママがお手本を見せる
- ハサミは危ないものだということを教える
- 持ち方を教える
- 動かし方を教える
- 刃先は常に前に向かって進み、カーブは紙の方を動かすようにする
- 硬いものを無理やり切らない
- 使い終わったらきちんとカバーをして片付ける
- 床の上に置かない
- ハサミを渡すときには相手に刃先を向けない
- 無理に教えない
- ふざけない
ハサミの練習におすすめの幼児教材
折り紙や、長細い紙テープ、新聞紙などを切るのが上手になってきたら、線の通りに切る練習をしてみましょう。
無料でダウンロードできる幼児教材の「ちびむすドリル」がおすすめです。
このサイトの中の「【2・3・4歳】 ハサミ練習・のりで貼る練習 簡単・幼児向けプリント」
このサイトは小学生のドリルなどもありうちの子たちも一通りお世話になりました。
しかしこれだけでは物足りないのでしまじろう【こどもチャレンジ】 も合わせてやるようになりました。
幼稚園に入る前から色々な経験ができて、しまじろうと一緒に楽しく遊びながら覚えていきましたので、とてもよかったです。
子供って、おもちゃを与えてもすぐに飽きてしまうので、毎月毎月年齢に応じたおもちゃや知育遊びが届くのがコスパ的にも逆によかったと思います。
詳しい資料請求やお試しは公式サイトをチェックしてみてください。
さて、ハサミをクリアしたら次はナイフとフォークデビューです。
小さなうちからナイフフォークを使って食べよう
箸の練習と同じように、ナイフとフォークを使うお食事もしてみましょう。
ランチョンマットを敷いて、テーブルコーディネートを子供と一緒に考えたりするのも楽しいですね。
食育にもなりますし、次のステップの包丁の前段階にもなります。
子供におすすめのナイフとフォーク
子供におすすめのナイフとフォークは、専用にも売ってますが、デザートナイフとフォークが子供にちょうどいいです。
我が家では無印良品のデザートナイフとフォークを使わせてます。
サイズがちょうど良く持ちやすく、意外とチキンなどのお肉も切ることが出来て、危なくないのに食べやすいです。
ナイフとフォークの練習
最初はホットケーキがおすすめです。
チョコやフルーツでデコレーションして、素敵な朝ごはんを楽しんじゃいましょう。
上手にナイフフォークを使えるようになったら、
「レストランに連れて行ってあげても恥ずかしくないわ」
と褒めてあげましょうね。
さて、次は難関の包丁を使えるようにしましょう!
包丁はいくつになったら使わせる?
子供っておままごとが好きですよね。
プラスチック製のあまり切れないおままごとのような包丁なら3才頃からでもいいのですが、
子供用ではない本物の包丁を使い始めるのは、幼稚園の年長さんくらいの歳、5〜6才頃になったらそろそろ包丁を使ったお手伝いをさせてあげましょう。
まだ背が小さいうちは、安定した踏み台を使ってキッチンに立つか、テーブルの方にまな板を置いてもいいですね。
最初は柔らかい茹でた人参や大根、皮をむいたきゅうりなどが、切りやすいです。
包丁の柄をママが一緒に手を添えて持ってあげて、押さえる方の手は必ず猫の手にすることを教えてあげましょう。
少しずつお手伝いをして行くうちに上手になっていきます。
夕飯のお支度は余裕を持ってしないとなかなか難しいですよね。
それがなかなか出来ないんですけど^^;
毎日は大変なので、休日の時間のある時と決めてもいいかも知れませんね。
子供におすすめの包丁
初めてのおままごと包丁から段階的に紹介します。
まずはプラスチック製の包丁でおままごと
柔らかいものから本物の直材を切ってみよう
大人も子供も使いやすい三徳包丁で本格デビュー
やらなきゃ大人になっても出来るようになりませんよね。
毎日少しずつでもお手伝いをさせてあげたいですね。
小学生になったらカッターの使い方を教えてあげよう
次に小学生(6才〜7才)になったらカッターで紙を切ることを教えてあげましょう。
カッターマットを用意して、お家の形にハサミで切ったものに窓をくり抜きます。
今までは周りの形しか切れなかったのに、カッターを使えば真ん中に穴を開けることが出来ることに子供は感動!
ハサミと同様に、必ず使い終わったら元の場所に片付けましょうね。
さて次はさらにレベルアップの本物のナイフです。ドキドキ
子供にも本物のナイフが使えるように
小学生のお子さんにナイフを使わせたことはありますか?
子供にナイフを持たせるなんて今はあまり考えられないですよね?
しかし、昭和世代の私が小学生の頃は切り出し小刀を使って、竹とんぼを作ったり、鉛筆を削ったりしたものです。
昔の話をすると「出た!」と言われそうですが😅
もしパパやママがキャンプ好きならナイフを使うこともあるのではないでしょうか?
できたら4年生頃になったら、本物のナイフを使わせてあげましょう。
最近は、家庭ではなかなか教えませんよね。
ボーイスカウトやガールスカウトでは、今でも野外活動では自分のナイフを使います。
キャンプの時などに焚き火で焼きマシュマロをする際の竹串を作ります。
薪割りの斧で細くした竹の手に刺さりそうなささくれをナイフで綺麗に整えて、先を細く尖らせます。
最初は力が入らないので、竹の方を引くようにします。
慣れてきたら親指で押すようにして、削れるようになります。
この方法を普段練習するには昔ながらの、鉛筆削りですね。
絵の好きな子は鉛筆を平たく削ったり、自分の好みの削り方にします。
鉛筆削りで削ったものよりも折れにくく描きやすくなりますよ。
おすすめの子供用ナイフ
フランス製のOPINELナイフの子供用モデルがおすすめです。
OPINEL オピネル
ラウンドティップ No.07
先が丸くなっているので、子供が使うのに少し安心ですね。
とはいえ本物の刃が付いていますので、安全に気をつけて使うことを教えてあげましょう。
子供用とはいえ、大人にもアウトドアでは大活躍です。
刃先は折りたたんでしまえます。
BBQの料理から、工作、パンにバターを塗ったりとキャンプには大活躍!
私もファミリーキャンプでは子供のオピネルナイフを借りたりします。
最後に万が一怪我をした時の対処方法を書いておきます。
もしも刃物で指に怪我をした場合は?
慌てずにすぐに病院へ行きましょう!
救急車は119
救急車を呼んだ方がいいのか迷った時の相談ダイヤルは#7119
応急処置は必要です、患部を水で洗い流し、ガーゼで押さえて、少しきつめに包帯などで巻きます。
指の怪我の場合はなるべく心臓よりの高く手をあげておきます。
怪我をすると、親も子供も慌ててしまいます。
とっさの電話番号などが出てこないことも。
電話のそばと、保険証の袋にでも119番やかかりつけのお医者さんの電話番号を必ず書いておくといいですよ。
怪我は慣れてきた頃に起こります。
刃物の扱いに慣れてきた頃に扱いが雑になることがありますので、定期的にチェックしてあげましょう。
おしまいに
いかがでしたでしょうか?
ハサミや包丁などの刃物のは使い方を子供に教えてあげるのは親の責任です。
刃物を持っていることを自慢するようなことがなく、他人を脅かしたりするようなことは絶対にしてはいけないこと、安全な使い方と、扱い方を教えてあげましょう。
パパやママにはドキドキで避けて通りたいことの一つではありますが、子供の先の石を拾ってあげるばかりでは子供は成長しません。
失敗から学ぶことがたくさんあります。
子供が自分で考え、正しい行動が出来るように。
そして、刃物を上手に扱うことができる器用な子に育つといいですね。