こんにちはキューです。
本日はいつでもどこでも大活躍の大容量ビッグトートバッグの作り方をご紹介いたします。
子育て中の荷物ってなんでこんなに多くなるんでしょうね?
旅行はもちろんですが、ちょっと一泊実家に帰るときにも子供二人分の荷物と自分の着替えを用意したらパンパン!^ ^;
しかも帰りはお土産もらったりしてさらに増えるなんてことも。
ちょっとした小旅行にも使えます。
また、お出かけしない時には、おもちゃやぬいぐるみの収納にもなります。
袋口は巾着式になってますのでぎゅうぎゅうに詰め込んでも、中身が落ちることはないので安心です。
デニム生地と巾着のストライプ生地が爽やかに仕上がりました。
大物やバッグを作ったことがない方でも、直線縫いだけで出来上がりますので、それほど難しくはありませんので、ぜひ挑戦して見てください。
巾着付きビッグトートの仕様
巾着紐を絞ると、ボストンバッグくらい大きい巾着式のトートバッグです。
巾着は両方から紐を引っ張るようになっていますので、詰め込んでもあふれません。^ ^
中身も見えないのでスッキリです。
接着芯を使ってませんのでくたっとした感じが可愛いのですが、自立はしません。
外側に片方だけポケットが付いてます。
底から4cmのところに切り替えがあります。
これは、同じデニムであまりアクセントにはなっていないのですが、持ち手の先の部分をしまい込むために作りました。
この大きさなのに軽いので、重いものを運ぶ時にも便利ですね。
買い物に行く時にも活躍してくれます。
布の種類は?
表の生地はポリエステル混のデニム地です。
今回私が使用したデニム生地は厚過ぎないので、普通のミシンで縫えます。
お選びになるデニム生地の厚みによって重さは変わります。
出来れば、直接お店で選ばれると、仕上がりのイメージがしやすいですね。
内袋と巾着部分は、先染めストライプの薄手の生地です。
ブロードとシーチングの間くらいの薄さです。
このストライプの生地ではないものですと、ブロードがおすすめです。
洗濯はできる?
洗濯も出来て、アイロンもかけられます。
カバン用の厚手の接着芯なども使ってませんし、洗濯機でネットに入れて洗うことも可能です。
ただ、
綿ポリ素材は比較的色落ちしにくいですが、万が一のこともありますので、水通しをしてから縫製されますことをお勧めいたします。
また、色落ちしたものが、巾着部分の布に着色する可能性もあります。
その場合は巾着の部分の布の色をダーク系にされると安心ですね。
やはり子育て中は洗える方が助かりますよね。
では実際出来上がりはどれくらいの大きさになるのでしょうか?
出来上がりのサイズ
広げた時(平置き)の横幅 74cm
高さ(巾着を入れない)30cm
マチの幅 23cm
そこのサイズ 52cm×マチ幅
ポケットのサイズ 20cm幅×高さ15cm
巾着の長さ 18cm
材料と道具
材料は、本体の生地の選び方によって仕上がりが違うものになります。
道具に関しては、バッグなどを作り慣れている方には説明不要かもしれませんが、いざ作り始めてから、あの道具なかった!
そんなことがないように、使うものも念のためご紹介しますね。^ ^
材料
生地の使用サイズはこの次の裁断画像を参照してください。
- ポリエステル混のデニム生地 150cm幅の生地、なければ112cm幅 ※参照
- 裏布&巾着用布(ブロードなど)
- 紐 160cmを2本
- ミシン糸デニムには#30(厚地用)紺色
- ミシン糸裏布には#60(普通地用)裏布の色
なぜこの生地を選んだのか
オックスだと薄く、帆布だと重たく、ナイロンだと薄すぎるのでデニムにしました。
デニムは見た目も可愛いですよね。
さらに、ポリエステル混のデニム生地の方が綿のみの生地よりも、
軽いことと、普通のミシンでも針が通りやすく縫いやすいからです。
余談ですが、ユザワヤのワゴンセールでとってもお買い得に購入できました。
レジ側のセール品は必ずチェックしましょう。
なんなら生地を買ってから何を作ろうかを考えることもあります。
準備する道具
- 普通のミシン(ジグザグ縫いができるミシンまたはロックミシンが必要です。)
- アイロン
- アイロン台
- まち針
- あれば手芸用クリップ
- 裁ちバサミ
- 糸切りバサミ
- 普通のハサミ
- 紐通し
- ものさし
どれも洋裁(裁縫)に使う道具ですが、改めて確認してみました。
大きなトートバッグを作るコツと注意
今回、大きな物を縫うので、ミシン糸が途中で足りなくならないように充分に用意します。
実は、今回作っている時に途中で糸がなくなってしまって、買いに行く羽目に^ ^;
シャッペスパンのピンク色(厚地用)は100mで普通地用は200mと倍も違うんです!
ボビンに巻きますと半分くらいの長さになってしまうので、使いかけの糸の場合は要注意ですね。
また、あまりにパワーがないミシンですと縫うのが大変なこともありますので、厚手のものが縫えるかまずは確認してから作り始めましょう!
裏布と本体、巾着部分をつなげるのが難しく感じますが、難しくありません。
しかも、少しくらい失敗してしまっても巾着で絞ってしまうのであまりわかりません。
気楽にまずは作って見ましょう!^ ^
お待たせいたしました。作り方をご紹介いたしますね。
作り方
作業工程を把握してから作り始めた方がわかりやすいので説明しますね。
作業工程
- 生地を裁断
- 持ち手を作る
- 本体にポケットを仮縫い
- 本体に持ち手をつける
- 本体と底をつなぐ
- 反対側の本体も底とつなぐ
- 本体の脇を縫い三角マチを作る
- 裏布の脇を縫い三角マチを作る
- 裏布を本体に付ける
- 巾着部分を作る
- 巾着と本体をつなげる
- 完成
作り方
それほど複雑な工程ではありませんが、直線縫いが長いので時間はかかるかもしれません。
ゆっくり一つづつの工程を進めていきましょう。
1、生地を裁断
型紙は特にありませんが、直線の資格のみですので、物差しで測りながら、チャコペンで線を書き裁断してください。
デニム生地裁断
デニム生地は112cm幅のものと、150cm幅のものがあります。
- 本体 2枚
- 底 1枚
- ポケット 1枚
- 持ち手 2枚
裏布と巾着部分の生地裁断
巾着部分と裏布は別々に作ります。
- 裏布 1枚
- 巾着部分 2枚
2、持ち手を作る
1、アイロンで折ります
2、端から3mmくらいのところをミシンで縫います
3、ポケットを作り、ポケットを付ける位置に仮縫いします。
ポケットを作る
ポケットは上から1cm折り、次に2cm折りアイロンをかけます。
裏側からミシンで2mmくらいのところを縫います。
ポケットを仮縫いで付ける
本体の下の端に合わせて、中心をポケットを置きます。
ミシンで仮縫いします。
4、本体に持ち手を付ける
最初に縫った持ち手の縫い目に重なるようにミシンで縫っていきます。
×になっているところは二重になるところが出来て大丈夫です。
5、本体と底をつなぐ
持ち手を付けた本体と底を中表に合わせて縫い代1.5cmでつなぎます。
開いて、底の縫い代を下側に倒して、押さえミシン(ステッチ)をかけます。
6、反対側の本体も底とつなぐ
反対側の本体も同様に中表に合わせて縫い、ステッチをかけます。
7、表布(デニム)の脇を縫い三角マチを作る
5、6の工程で作った本体部分を中表で半分に折り、両側の脇を縫います。
縫い代は1cmです。
三角マチを23cmで作ります。
マチの部分は切り落としても、どちらでも構いませんが、そこの部分になるのでそのままあったほうが、多少しっかりとします。
8、裏布の脇を縫い三角マチを作る
表布と同様に中表に合わせて、両側を縫います。
内側に入る袋なので縫い代は1.5cmにして気持ち小さく作ります。
こちらも三角マチを23cmで作ります。
9、裏布を本体に付ける
表布を表にひっくり返します、その中に裏布を重ねて入れます。
ぴったりと合ってますでしょうか?
袋口から1cmのところを仮縫いします。
ミシンの縫い幅を大きくして一周縫ってください。
持ち手の部分は縫い込まないように気をつけてください。
10、巾着部分を作る
巾着は、下が閉じてない巾着袋の要領で作ります。
両側から紐を引っ張るようにしますので、紐の通し口は左右どちら側にも作ります。
両サイドをジグザグミシンかロックミシンでほつれ止めをします。
次に中表に合わせて、両サイドを下から13cmのところまで縫います。縫い代は1cmです。
袋口を1cmだけ折ってから、アイロンで縫い代を割り、紐通し口を画像のようにコの字に縫います。
袋口をさらに2cmアイロンで折り、ミシンで2mmくらいのところを縫います。
11、巾着と本体をつなげる
9の上にさらに巾着の部分を一番外側に、中表にして重ねて縫います。持ち手を縫い込まないように気をつけて下さい。
先ほどの9の仮縫いよりも内側になるように縫います。
この巾着部分をバッグの中に入れ込みます。
入れましたら袋口から1.5cmのところを一周ぐるりと縫います。
12、紐を通す
紐を両側から紐通しを使って通します。
13、完成
紐をちょうちょ結びにしたら完成です。
おしまいに
この巾着付きビッグトートバッグは本当に便利に使えます。
車に荷物を運んだり、細々としたおもちゃをパパッと片付ける時、急な来客時にリビングに散らかっているものをさっと隠すのにもいいですよね。
作り方でわからないところがありましたら、お気軽にご質問して下さいね。
また、作ってみての感想もお待ちしてます。
最後までどうもありがとうございました。
もしよろしければ、同じ生地で作った、娘達用の旅行用巾着袋の記事も見ていって下さいね。
Thank you!