こんにちはキューです。
先日図書館で中原淳一さんの子供服の絵本という本を読みました。
その本に書いてあることは、恥ずかしながら私にはあまり足りていない品がとてもある本でした、真似をすると子供の教育にもとても為になることが書いてありました、その中でも私が特に気になって、「あ〜これはすぐにでも子供たちに作ってあげたいな」と思ったパジャマのお話しでした。
まずは中原淳一さんについてご紹介します。
中原淳一さんとは
ご存知ない方も、一度は中原淳一さんのイラストをどこかで見たことがあるのではないでしょうか?
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1913年(大正2年)生まれで昭和初期から1970年代に活躍された画家で、日本のイラストレーターの先駆者です。またマルチな才能でファッションデザイナー、編集者、人形作家でもありました。
男性ですが、戦後の日本女性の活躍を応援された方です。
昭和初期、少女雑誌「少女の友」の人気画家として一世を風靡。
戦後1年目の1946年、独自の女性誌「それいゆ」を創刊、続いて「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」などを発刊し、夢を忘れがちな時代の中で女性達に暮しもファッションも心も「美しくあれ」と幸せに生きる道筋を示してカリスマ的な憧れの存在となった。
活躍の場は雑誌にとどまらず、日本のファッション、イラストレーション、ヘアメイク、ドールアート、インテリアなど幅広い分野で時代をリードし、先駆的な存在となる。そのセンスとメッセージは現代を生きる人たちの心を捉え、新たな人気を呼んでいる。 妻は、宝塚歌劇の創世記を担った男役トップスターで、戦後映画テレビで活躍した葦原邦子。引用:http://www.junichi-nakahara.com/profile 中原淳一オフィシャルサイトより
子供服の絵本
私がみなさんにシェアしたい、と思った中原淳一さんの本が、「子供服の絵本」というエッセイがあります。
amazon絵本ではなく中原さんが描く子供のイラストがたくさん書かれていて、それにシーンごとのお考えを書かれた本です。
子供向けの絵本ではなく、お母様方(中原さん流)に向けた子育てとしつけや心づかいを教えてくれてます。
現代の私たちには忘れがち、いや私を含め最近のママたちは知らないこともあるかもってことが書かれていて、とっても為になります。
どこに出しても恥ずかしくない子のTPOに合わせた子供のお洋服の選び方や育て方のヒントとそして愛情深く育てることで子供の心がとても豊かに育むかを教えてくれます。
その本の中にあった言葉で
ロマンティックな夢のようなねまきを、、、
私たちの毎日の暮らしの中で『裏』を作らない心を、子供の頃から養うようにしましょう。
(省略)
ところでお母さまの中には、もう昼間には着られなくなったヨレヨレのゆかたや着古したスリップをねまきにしているお母さまはいないでしょうか?
引用:中原淳一著『子供服の絵本』より
ドキーーーーーーー!!!
さすがに今時スリップや浴衣ではないですが、Tシャツとかスエットとか、きちんと昼と夜を分けた服を着てない!いわゆる部屋着っていうものですね。
子供の頃は私もちゃんと夜お風呂から上がったらパジャマを着て、寝てましたがいつの頃からか、適当に、そしてうちの子たちもパジャマも着ますが、そればかりとは限りませんので、最近はこのトレーナー着て寝よ〜とか言ったりしてます。
私がきちんとしてないと子は親の鏡ですね。
夜寝るときは誰にも見られてないし〜なんでもいいじゃないっていう風には、子供に思わせてはいけないんですね。気をつけなくちゃいけませんね。
なのでパジャマを早々に作ってあげようと思いました。
ということで、パジャマの型紙を探します。
子供から大人までのパジャマの型紙
毎年毎年成長する子供にはパジャマは勿体無いなんて思ってしまいがちで、ついつい安物の上下のスエットやTシャツになってしまったりします。
ですが、一度自分で作ることが出来たら毎年、お子さんの好みのデザインで作ってあげれますし、布代もそんなに高い生地でなければ800〜1300円もあれば作ることが出来ます。
幼児(88~116cm)の型紙
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小学生のパジャマの型紙
中学高校生の女の子のパジャマの型紙
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大人のパジャマの型紙
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慣れてくれば襟の形を丸くしたり、裾にフリルをつけて見たりとアレンジすることも出来ます。
最後にパジャマに適した生地の紹介をしたいと思います。
春夏秋冬パジャマ用の生地は何がいい?
生地の素材は寝心地を左右しますので大事ですね。
大人も子供も知らず知らずと寝ている時にコップ一杯分の汗をかくといわれています。
なので天然素材が一番ですね。
一番最高なのはシルクですけど、高いので無理!
ですのでやはり木綿か天然繊維から作られているレーヨンがオススメです。
でもなかなかレーヨンのお手頃の生地はないかもしれませんし、縫うのも難しいです。
ということで木綿生地ですね!
冬にオススメのパジャマ生地
寒いからと言ってフリース素材ですと蒸れすぎてしまいます、寝るまでの間はフリース素材のガウンなどを羽織っておいて、お布団に入る時にはパジャマだけでお休みになるといいと思います。
寒い時期にオススメの生地は何と言っても コットンフランネル ですね。
そうネルシャツの生地です。
起毛がありますのでふんわりした肌触りでとても暖かいです。
しかもあまりよれないので縫うのが簡単です。
ガーゼの厚手のものもいいと思います。
夏にオススメのパジャマ生地
暑い季節には
リップル、サッカー、しじら、ワッフルなどの凸凹がある生地は汗で張り付き感がなくオススメです。
薄手のガーゼも使いますが、よれやすいので少し難しいかもしれません。
大人の方は少し高級な柔らかい麻もいいですね。
春秋にオススメのパジャマ生地
ブロードや綿サテンが定番ですね。
しっかりとした生地を選ぶと綺麗に仕上がります。
ただの白い生地だとしても生地屋さんに行くと10種類くらいの似たような生地が売ってるんです。でも薄いものから厚手のものまで色々とありますのでお好みでお選びください。
一度触ってみるといいですよ。
私は綿サテンが少しだけ品の良い光沢があって好みです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
パジャマ作ってみたくなりましたでしょうか?
私が中学生の頃に家庭科で女子全員がパジャマを作りました。中学生レベルの洋裁技術で出来るんです。普段あまり洋裁をされていない方でも、お外に着て行くお洋服ほど難しく考えなくても大丈夫なので、ここからチャレンジするのもいいですね。
お姫様が好きな女の子でしたらきっとフリフリで可愛いパジャマに憧れちゃいますよね。
人生の1/3くらいは睡眠時間ですので、心地よい眠りが取れるといいと思います。
そして、色々ときちんと生活をするってことを私も見直してみたいな〜と思いました。
今日もキューのブログを見てくださってありがとうございます。
コメント、ツイッターフォローもよろしくお願いいたします。
ではまた〜see you!