もうすぐ桃の節句、3月3日はひな祭りですね。
今年、初節句を迎えるお子様のお母様お父様おめでとうございます。
我が家にはもう今年10才と7才の姉妹がおりますので、今年もお雛様を飾りました。
節分を過ぎたら、最初の大安に飾ると良いそうですが、
なかなかその日には飾れない私です(^-^;)
お雛様とその側には、義母が作ってくれたつるし雛が飾ってあります。
今日は、娘たちにとっては二人のばあば、私にとっては母と義母から頂いた、愛情たっぷり、娘への思いが込められたお雛様と手作りのつるし雛についてご紹介したいと思います。
初節句とは?
男の子には端午の節句(5月5日)
女の子には桃の節句(3月3日)
生まれて初めて迎える節句を初節句と言います。
しかし、生まれてすぐに初節句の場合は翌年にお祝いすることが多いようですね。
男の子は兜を飾って、女の子はお雛様を飾って、おじいちゃんおばあちゃん、お父さん、お母さんが集まって無病息災、健やかに育ちますようにと願いを込めてお祝いしてもらいます。
桃の節句にはちらし寿司、蛤のお吸い物などお祝い膳を囲みます。
ひな祭りパーティーもありですね。
みんなでお子様の成長を願うことが大前提ですから。
お雛様は誰が贈る?
お雛様は母方の祖母から贈られるというのが伝統だそうです。
しかし最近は、パパとママが選んで、お祝いだけおじいちゃんおばあちゃんから頂くことも多いようです。
我が家の場合は確か、11月か12月くらい、娘は3月生まれなので8〜9ヶ月の頃に、
「そろそろお雛様見に行かなきゃね」って私の母が言ってくれました。
デパートに買いに行くのかな?って思ってたのですが、買いに行ったのは東京・台東区浅草橋
お雛様や兜などお人形の問屋さんが並ぶ有名な街ですね。
母も雛人形を買うのは初めてで、決まったお店があるわけではありません、でも
母に任せておけば大丈夫!そんな安心感がありました。
それは、母の目利き能力です。
有名な人形の秀月や立ち並ぶお店にどんどん入っていきます。
何件も入ってキラリと母の目が光りました。
そしてすかさず、お店のおじちゃんに
「これ、屏風と黒い漆塗りの台と一揃えでおいくらになる?」
多分この言い方が、即決で買ってくれるお客様だとわかったのでしょうね。
おじちゃんはすぐに奥に行って帰ってきたところ、母が納得する金額を言ったようです。
私はいくらだかは聞いてません。
そして、おじちゃんとの相性もよかったのでしょうね。
即決現金払いで契約してました。
その後、2月の日の良い日を指定して配送してもらい、無事にお雛様が娘へ贈られました。
母が選んだポイントは、
我が家はマンション暮らしなので、7段飾りはとてもおけません。
そして、マンションタイプのガラスケースに入っているものは母の好みではないようです。
親王飾り(お内裏様とお雛様)だけでも良いお顔で、良い作り、そして品の良い衣装を着ているものを選んでくれたようです。
母は着物が好きなのでここにはこだわりがあったんでしょうね。
私も一緒に回ってましたら、初めて気がついたのですが、お雛様ってどれも似ているようで、全部違うお顔なんです。
その中で、ビビッと来るものがあるんですね。
三年後に次女が生まれた時には、また母が選んでくれました。
次女のお雛様は木目込みの立ち雛でした。
これもシックでとても素敵です。
お顔が少しふっくらしていて次女に似ている気がします。
長女の束帯雛も顎が細くて、どことなく雰囲気が似ているような。
こういうところも、母の孫への思いが込められているんでしょうね。
感謝です。
主人のお母様からは
充分なお祝いと、お母様手作りのつるし雛をプレゼントしていただきました。
つるし雛とは?
つるし飾りとも呼び、江戸時代から伝わる伝統的な風習で、高価なお雛様を用意してあげれない代わりに、着物の端切れや、古布、ちりめんなどで人形やお飾りを作り、輪にした竹ヒゴにぶら下げて飾り、子供や孫の初節句を祝うものでした。
伊豆稲取のつるし雛が有名です。
このお人形やお飾りには一つ一つ意味があるそうで、
三角の薬袋は無病息災、
七宝鞠は人と人の輪がうまく保てるように、
でんでん太鼓は幸多いことが増えますように
赤い唐辛子は魔除けで悪い虫がつきませんように
などなど、他にも数十種類もあるそうです。
これはお母様、作るの大変だったろうなーと思います。
毎週お友達のうちに集まって話しながら、数個ずつ仕上げていったらしいです。
ありがとうございます。
つるし雛を手作りするには?
おすすめは手作りキットです。
フェリシモ、ユザワヤなどに売ってます。
キットでないと、布の種類をこれだけ集めるのが大変です。
特にフェリシモのつるし飾りはお正月に飾ってもとっても可愛くって少し現代風でオシャレですのでおすすめです。
ひな祭りが終わったら片付けるのは早いほうがいい?
「お雛様をいつまでも飾っておくと、お嫁に行くのが遅れる」
と言われます。
まぁ最近はみんながみんな結婚するとは限りませんけど、
どちらにしても片付けるのが面倒で、いつまでも飾っているようではだらしがないってことなんですね。
現代風に言いますと、「お雛様をいつまでも飾っていると成功しないよ」
かもしれませんね。
桃の節句の次の日、3月4日に何が何でもすぐに片付けなければならないってことではありません。
天気の良い湿度の低い日に片付けるのがおすすめです。
そのタイミングで人形用の防虫剤を入れ替えましょう。
つるし雛は、防虫剤入りの風呂敷が売ってますので、それに包んでダンボールに入れてしまってます。
しまう場所は天井に近い押入れの上の方です。
お雛様は特に虫が付かないように念のため、桐の箱を購入しました。
まとめ
こんなにコンパクトな我が家のお雛様ですが、出すのには思い腰を上げる私です。
押入れの上の方にしまってあるのと、飾る場所を片付けなければならないことは大変です。
でも、きちんと掃除して、お部屋を整えてから、心を込めてお雛様を飾ると、子供達は本当にいい笑顔で喜んでくれます。
そうすると今年もお雛様を出してよかったなって思います。
ママにとっては結構大変なお仕事ですが、頑張ってこれからも毎年飾ってあげたいと思います。
まだ初節句がこれからのママさん、今は特に大変な時期ですね。夜泣きもあるでしょうし、目が離せません、特に初めてのお子さんだと全てが初めてですもんね。
隙間時間に寝る技を取得して、短い赤ちゃん期をぜひ満喫してくださいね。
私のもっとーはゆるーく楽しく子育てです。
子供は親の心配はよそに勝手に大きくなっていってくれます。
お子さんを信じて、自分も信じて無理せず慌てず。
お子さんの成長を楽しんでいきましょう。