こんにちはキューです。
うちの長女が使っているレスポートサック(レスポ)のショルダーバッグがボロボロになってきたので新しくショルダーバッグを作りました。
形はレスポ型にしましたが、素材は帆布で作りましたので、雰囲気はまた違うものになったと思います。
11号帆布なのでそれほど厚くはありませんが、なるべくパワーのあるミシンで作ることがおすすめです。
作り方を丁寧に説明してます。
少し慎重に作らないといけないので難しいですが、簡単に出来る形も提案してますので参考になればと思います。
レスポートサックのショルダーは子供にもちょうど良い
LeSportsac(レスポートサック)通称レスポ
レスポートサックとは
画像出典:http://www.lesportsacglobal.com/jp/
70年代にアメリカのニューヨークにて誕生した、その当時、出始めたナイロンポリエステル素材を使ったカジュアルバッグのメーカーです。
私が20代の頃に流行った記憶があります。80〜90年代
円高の影響と単純にアメリカのものはアメリカ圏(ハワイやグアムなど)で買った方が安いということと、日本では売っていない珍しいデザインのものがあるので海外旅行のお土産の定番になっていました。
最近もどんどん新しいデザインが毎年出てます。
画像出典:http://www.lesportsacglobal.com/jp/
長女が使っているレスポのショルダーも私が20代の頃に海外旅行の時用にどこかで買ったものです。
旅行の時はショルダーが使えますよね。
さすがにもうこのピンクは持たないので長女が1年生の頃にお下がりであげました。
小学生の子供にも使いやすいレスポ
アジャスターが付いているので紐の長さが変えられるのと、サイズもあまり大きくないので小学生の子供が持ってもちょうどよく使えます。
長女は普段のお出かけに使ってます、この形が気に入ってるそうです。
お気に入りの点は?
- ショルダー(両手が空いて動きやすく、リュックと違いお財布などが取り出しやすい)
- ファスナー(ものが落ちないのと、中身がみられない)
- 大きさ(こんなに小さな見た目なのに、なんと小さな水筒も入ってしまう)
- 横にもあるファスナーポケット(交通系ICカードが入れら取り出しやすい)
でもお下がりで4年くらい使ったら生地がボロボロに、公園とかにも持って行ってるし、経年劣化もあるかもしれません。
でも、とてもこの形が使いやすいそうなので、作ってあげることにしました。
子供用ショルダーバッグの作り方
作ってみて少し難しいかもと思いましたが、なんとか出来上がりましたので、コツとポイントを押さえて説明していきますね。
職業用ミシンでしたら全く問題なく縫えますが、家庭用ミシンでお作りになられる場合は、一度試しに布を重ねて、段差などを作ってみたりして、縫ってみてから作り始めることをオススメします。
また、最後にもう少し簡単な作り方も提案してますのでご覧ください。
材料
・11号帆布 110cm幅の生地を30cm
裁断後は30cm×50cm余ります。
11号帆布はオックス生地よりもう少し厚手の生地ですが、帆布の中では薄い方です。
・裏地用の布 24cm×57.5cm ブロードを使いました
・アクリルカラーテープ 25cm幅 150cm カバン用の持ち手にするものです
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・アクリルカラーテープ 20mm幅 90cm 上記のアクリルカラーテープよりも薄手のものです。
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・角かん 25mm
・アジャスターかん 25mm
・糸は厚地用の#30を使います。シャッペスパンだとピンク色です。
・針も厚地用のミシン針14号にします。
作り方
まずは表地になる帆布と裏地になるストライプの生地を裁断します。
裁断
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帆布、裏地共に1枚づつ裁断します。縫い代も含みます。
- (A)24cm×36cm
- (B)24cm×16.5cm
- (C)24cm×5cm
帆布のみ横のまち部分を裁断します。
型紙をPDFにしてますのでプリントして使ってください。
縫製
それでは、縫っていきますよ〜
ミシン針と糸の準備はよろしいでしょうか?
- (A)の生地の24cmの辺にファスナーを中表に挟んで縫います。
- 表にしてアイロンで整えて押さえミシンをします。
- (C)の生地も同様にファスナーを挟んで中表に縫い、表から押さえミシンをします。
- この(C)の生地の片側をアイロンで1cm折ります。
- (B)の24cm辺を中表に縫い、表に返して片側はアイロンで1cmの縫い代を折っておきます。これは内側にある仕切りの部分になります。
- 上のファスナーを付ける縫い代1cm折ったところから、24cmのところに(B)のしきり布を開いて縫います。
- (B)の帆布を閉じて縫います。
- ファスナーを挟んで縫います。ファスナーの引き手が邪魔なので開けて縫います。
- ファスナーの引き手を切り落とさないように気をつけて余分な端の部分を切ります。
- サイドに紐を縫い付けておきます。片側は11cmに紐を切り、上で折り返しで角かんを付けます。
- もう片側は長いまま縫い付けます。左右とも上のファスナー部分(テープで巻く部分)にかからないように少し余裕を持って付けます。下はテープの中に入ってしまうので大丈夫です。糸はテープの色(白)に変えて縫いました。面倒ですけど、見た目が良くなります。
- サイドのマチの部分を付けます。ここが一番大変な部分ですが丁寧にしつけをすると失敗がないです。上と下の中心を合わせて、カーブになっているところだけ別に少しいせ込みしつけをします。いせ込みとはぐし縫いをしてギャザーが寄らないように縮めることです。上と下を先にしつけして、カーブの部分だけ後からしつけをします。
- アクリルテープを巻き、またしつけをします。少し力がいるので、大変かもしれません。指ぬきをすることをオススメします。始まりはポケットのファスナーがある面と反対側が良いです。最後は1cm折り返します。もし厚すぎて難しいようでしたら、先をほつれ止めボンドなどでほつれてこないようにしても良いと思います。
- ミシンでゆっくりと丁寧に縫います。マチの方を上にして縫います。ギリギリのところ縫うと反対側が落ちてしまうので気をつけてください。もし縫い目が落ちてしまっても、同じ色のカラーテープなのであまりわからないと思いますので、その部分だけミシンを掛け直したら大丈夫です。
- しつけ糸を取ります。目打ちで引っ張ると取れやすいです。
- 最後に長い方の肩紐をアジャスターかんと角かんに通して端をミシンで縫います。画像を参考にしてください。
- 紐の長さを調節したら出来上がり〜♪
ファスナーを開けると、ストライプの裏地が可愛く見えます。
もう少し簡単なショルダーバッグの作り方
- 裏地を無くして、ジグザグミシンで仕上げる
- マチの部分の縫い代を内側にしてバイヤステープを巻くか内袋(裏布)を付ける。
- マチを三角マチにする。
- ポケットを作らない。
- もう少し薄い生地を使う。
など、色々と簡単にする方法はあります。
レスポ風にこだわらなければ色々な方法でショルダーバッグは作れますので参考になればと思います。
まとめ
いかがでしょうか?帆布は味わいがあっていいですね。
この生地のチョイスは長女がしました。スヌーピーのセーターにもあってますね。
一年中使えそうなデザインに仕上がりました。
長女もとっても気に入ってくれてよかったです。
もう一つ最後に、ファスナーが開けやすいように、チャームのような物を付けました。この辺はお好きにアレンジするといいと思います。ファスナーの引き手も手芸洋品店で売ってます。
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