こんにちはキューです。
今日は針仕事をするときに覚えておきたいお話をしようと思います。
簡単なことなのですが、もしお子さんにお裁縫の基本を教えてあげるときに伝えてあげるといいと思います。
下手の長糸上手の小糸
「下手の長糸上手の小糸」
というお裁縫にまつわることわざがあります。
読み方は、へたのながいと、じょうずのこいと
わたしが母によく聞かされた言葉です。
「下手の長糸だよ」
母は洋裁学校に通っていたお姉さんからよく言われたんだそうです。
意味は
お裁縫の下手な人ほど、針に通す糸の長さを長くして縫いにくくし、上手な人ほど、 あまり長くない長さの糸だけを、針に通して、縫い物をするということです。
要は
お裁縫の初心者や苦手な人ほど、針に糸を通すのが手間で面倒だからと糸を長くしてしまい、糸が絡みやすくなったり、長い糸を引くのが大変だったりして、余計に大変になってしまうのです。
では、適当な糸の長さとはどのくらいなのでしょうか?
一般的に言われている長さは、糸を通した針を持って糸の長さが肘くらいまでと言います。
なぜ肘くらいまでなのかを考えますと、布を縫うときに肘を軸にして針を引きますね、これが肘よりも長くなってしまうと軸が肩になってしまうので、腕をかなり伸ばさなければならないのです。
これもなんども経験を積んでいくとだんだんと適当な長さがわかってくるものだと思いますが、初心者の目安は肘あたりまでを覚えておくといいと思います。
次に糸の絡みについてのお話です。
手縫いをする時に糸が絡みにくくする方法
これも私が母からよく言われたことです。うちの母は何度もいいます、いまだに言いますので耳にタコです。
まず針に糸を通したら、玉結びをする前に糸を張り指で糸を数回弾きます。
こうすることで糸のよりが整い、塗っている途中に絡みにくくなるのです。
手縫いをするときは、ミシン糸ではなく手縫い糸を使うことも重要です、糸のより方が違うのでミシン糸で縫うと絡みやすいです。
道具を大事にすること
これはハンドメイドに限らず、どの世界の仕事にも共通することで当たり前のことなのですが、道具を大事にすること、きちんとメンテナンスをすること、丁寧に扱うこと、基本ですね。
- ミシンに油を挿す
- 裁ちばさみは布以外のものは絶対に切らない
- お裁縫が終わったら道具を片付ける
私が専門学校時代に皮革工芸用を習うときはまず、革用の包丁の研ぎ方を教わりました。
彫金(アクセサリー作り)の時はタガネという道具をヤスって作るところから習います。
料理人も包丁を研ぐことからですね。
自分が使う道具をよく知り大事にすることで、良い仕事ができるんですね。
私は子供達に物を大事にするように常に言ってます、6年間使うランドセルが玄関にポイ!では良い勉強が出来ますでしょうか?
親に与えてもらった筆箱や国が与えてくれている教科書など、感謝して大事に使うことを教えていきたいですね。
まとめ
お裁縫にもコツがあり、知っているか知らないかでだいぶ変わってきますね。
母のお姉さんから母へ、母から私へ、私から娘たちへ
私は家事や育児、そしてお仕事などいろいろなことに真心を込めるということが大事だと思います。そして丁寧に。
真心がこもっているとお料理も美味しくなります。
心をこめて作ったものは子供も大事にしてくれます。
そして、真心を伝えていけたらいいなと思います。
キューのブログを読んでくれてありがとうございます。
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